学生の抗議活動

この2-3日の学生の抗議行動はかなり度を越している。

幹線道路が封鎖され、大型車、特にバスが標的にあって焼き討ちにあっている。

180802学生騒乱1

今週初めに競争していたバスのうち1台がバス乗り場でバスに乗ろうとしていた学生に突っ込み

2人が死亡する事故が発生。

さらに、彼の地の某大臣がこういうのはインドではよくあることだと失言。

これに怒った学生の抗議行動が一気にヒートアップし騒乱と化している。

しかし、どうも今回の学生の騒ぎはこれだけが原因ではないようだ。

71年の独立戦争時に戦争を闘ったいわゆる “Freedom Fighter”の家族や、女性などが無条件に

公務員や公的団体に就職できるクオーター制度が、能力ある若者の職を奪っているとの抗議に

重ねているようだ。

現首相はこのクオーター制の廃止を数か月前に明言したことにより、学生はその抗議活動をラマダン明け大祭まで

一時休止していた。

ところが、最近になって首相が自身の発言を撤回するとも取れる発言をし、一気に学生がヒートアップする気配が。

ところが、現政権はかなり強権的であり、反対するものを警察を通じて排除・弾圧することを辞さないため

学生も若干躊躇していた。

そこに今回のバス事件が発生し、一気に爆発したようだ。

幹線道路が封鎖されているため、経済活動がほぼ麻痺状態し、どこに行くにも行きようがない。

180802学生騒乱3

ただでさえ渋滞が激しいのにもう町中がパニック状態に陥っている。

180802学生騒乱2

この騒乱がいつまで続くかなかなか予想が出来ないが、ことごとく野党を弾圧し、

無力化してきた政権与党にとっては、各種不満が学生を中心に爆発した今回の事案は

年末に予定される総選挙への懸念材料となる可能性もあり、対応が問われている。

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